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2003.03.17 Monday

問題解決ファシリテーター「ファシリテーション能力」養成講座

「ファシリテーション」に適切な日本語を!


 日産のゴーン氏による『ルネッサンス』を読んだときに、ゴーン氏があの短期間で改革を成功させたのは、社員の中に改革のエネルギーを見出したことにある、と語っていたことが気になっていた。

 会社でも地域社会でもいわゆる組織体は全て、人間の集まりによって成り立っている。そしてそれら集まりには目的があり、自立的に動いている。ひとたびその組織が目的を忘れ、自己保存に動き始めると、組織の肥大化と老朽化が始まる。

 しかし組織の若い部分ではまだ目的を忘れておらず、常に目的を求めて効率的に動こう、というエネルギーがある。しかしそれが人間の弱さや組織の自己保存志向などによって妨げられている。失われかけた目的をいかにメンバーから引出し、組織の本来の目的に合っていない部分はどこにあり、何を解決するべきなのか、ということに構成員自らに気づかせ、自らによる改革を可能にする、ということが組織体の永続的な繁栄の条件となる。

 この本はそのための問題解決・調整・プロジェクト管理に必要な能力「ファシリテーション」について語った文章である。「養成講座」と呼ぶには荒削りだが、パラパラとめくると全体としての「ファシリテーション」が見て取れる。さきの『ルネッサンス』のほか、『V字回復の経営』など、企業改革本の技法版、といったところだろうか。

 著者の掘氏は日本ファシリテーション協会の立ち上げを準備しているという。しかし、このテーマ普及のためには、「ファシリテーション」を適切な日本語に訳すことが求められているように思うが、いかがだろうか?


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