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2001.06.30 Saturday

時間と空間の誕生 蛙からアインシュタインへ

「時間」や「空間」といった距離感覚を捉え直すために…。

時間と空間の誕生
ゲーザ・サモシ著
松浦 俊輔訳
青土社
(1997.7)

 本書は時間と空間について、そして人間の時間と空間への関心についてのものである。

 書いたのは物理学の教授。しかしこの本で書かれているのは物理学的な「時間と空間の誕生」ではなく、認知科学的な「時間と空間の誕生」である。

 著者も自分の設定した問題が生じさせた困難について書いている。

 「書き始めてみると、自分で課題とした問題がもつ、物理学にも天文学にも属さない別の側面にぶつかったのである。(中略)容量としてはかくも小さく、かくも短い時間しか生きていない人間の脳が、いかにして。どこで、時間や空間という拡がりを収納し、処理できるようになったのだろうか。」(本書裏表紙より)

 惜しむらくは著者がその方面の専門家ではないので、引用部分が多いことだ。しかしこの本で提出された一つの答えは、きっと、示唆に富むものになるだろう。

 そしてまた、このインターネットという「つながりっぱなしの世界」の中で、「時間」や「空間」といった距離感覚を捉え直すということは、きっと重要なことであることに気づかされるだろう。そう、我々はまさに、時間と空間を捉える「心」について考えなければならないフェイズに直面しているのだ。


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