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2002.07.15 Monday

現代思想の遭難者たち

いしいひさいち先生、次はぜひ「日本の思想家篇」を!


 1800円もする四コマ漫画の本だけど、少しも惜しいとは思わない。それだけ手間(思考実験?)の過程を経て精製された本という印象がする。いや、あーた、何が可笑しいと言って、これだけの思想家の似顔絵だけでまずは笑えるというもの。

 もともとは講談社のシリーズ、『現代思想の冒険者たち』の月報に描かれていた四コママンガだというから、その思想家のラインナップは検索結果を見てもらえればわかるだろう。いやしかし、一冊の本でも語ることのできない思想家たちを四コマで表現しちゃって良いものだろうか? ポパーなんてバーブ佐竹と一緒に登場させられちゃうんだから、油断ができないのである。
 でもまあ、それが許せるぐらい、そして、よく考えたらとなりの山田くんやら地底人シリーズなんて極めて哲学的ではないかしらん? とまで思ってしまえるほど、この本は見事なお仕事なんである。おつかれさまでした。

 この本は、思想をファッションになぞらえたときに、お気に入りの思想家を見つける格好のショーウィンドウであるとも言えるかもしれない。ちなみに私のお気に入りはラカンなんであるが、いしいひさいち先生にもしお願いできるとすれば、このシリーズの日本篇も書いて欲しい。特に「ニューアカ篇」なんて、今なら結構、イケると思うけど…。


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