2002.07.11 Thursday
マッキンゼー式世界最強の仕事術
「マッキンゼー式」儲けるための仕事の習慣
この本は「マッキンゼー式」と言われる仕事のルール、というか習慣についてまとめた本。ユーモアあふれる文章で面白く読めた。以前、日本のマッキンゼー社員に会ったけれど、この本を読むとなるほど、セオリーを守っていると思えた。やはり高給を取るにはそれなりの仕事のスタイルというものがあるのだ。と、これは私流の、少し邪まな読解法ではあるが。
マッキンゼー式世界最強の仕事術
posted with 簡単リンクくん at 2002. 7.11
イーサン・M.ラジエル著
嶋本 恵美共訳
田代 泰子共訳
英治出版
(2001.4)
嶋本 恵美共訳
田代 泰子共訳
英治出版
(2001.4)
この本は「マッキンゼー式」と言われる仕事のルール、というか習慣についてまとめた本。ユーモアあふれる文章で面白く読めた。以前、日本のマッキンゼー社員に会ったけれど、この本を読むとなるほど、セオリーを守っていると思えた。やはり高給を取るにはそれなりの仕事のスタイルというものがあるのだ。と、これは私流の、少し邪まな読解法ではあるが。
とにかく、シンプルでしかもユニーク。そんな思考法に充ちた一冊だ。マッキンゼーといえば、かの大前研一氏は日本支社長であった。なるほど、彼が身につけている思考法もマッキンゼー式なのだな、とかなり納得。もっとも、彼の本を読んだ後ではこの本は簡単・当たり前すぎると思われるかもしれない…。そういう意味でこの本は現役のコンサルタントではなく、むしろ全ての営業マンに読んでもらいたい一冊である。
この本のなかに「売込みをしないで売り込む方法」という章がある。言語矛盾? いやいや。売りこんでいることを悟られなければ、これは成立する。そう、それを可能にしているのも、マッキンゼー式、高給をひねり出すための仕事術なのである。
ところで英治出版さん、この本に紹介されているマッキンゼー式プレゼンの本、翻訳してくんないかなぁ…。