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2005.11.23 Wednesday

1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法

素人はこれくらい読んでから不動産に手を出すべきでは?


 著者の金森重樹氏は東大法学部を卒業後、不動産デベロッパー(某J社)の上場業務に携わった後、なぜか社会保険労務士や行政書士になった後、現在は不動産投資顧問会社を経営しています。その紆余曲折ぶりはすべて年収&資産アップのための手段だったようです。アクが強いけれども、提供している情報は、いままで業者が隠していたようなものばかり。そういう意味では「プロの知識を誰にでも」という考え方の先駆者と言えなくもありません。

 今、不動産バブルが再びはじけつつあります。高級マンションの建築ラッシュの後に建築士の不祥事。「ブームの後には必ずスキャンダルが相継ぐ」というのは前回紹介したドラッカーの言葉。これはアメリカのエンロンの破綻を受けての言葉だったのですが、まさしくその通りになりました。

 REITにしてもワンルームマンション投資にしても、絶対不利な情報を提供するはずのない業者の言葉を鵜呑みにして、結果、地震で倒壊するようなマンションを購入してしまった人々。まあ、賃貸マンションなら引越しすればいいのでまだ被害は少ないでしょうが、泣くに泣けないのは業者の方でしょうね。

 時間がないからプロに任せよう、銀行の言うことだから間違いないだろうなどとそんな風に自分で考えることを止めてしまった瞬間、あなたも被害者の仲間入り。まして投資先として不動産を考えているのであれば、せめてこの本を買うぐらいの賢明さが欲しい。

 サラリーマンの私にもできた、とか、そういう本も世の中に出ていますが、この本はそういう本も批判でしています。この本は投資の計算式なども入っているので読むだけである程度、投資という考え方が身につくようになっています。

 それは逆に見れば不動産屋がどういう考えであなたにマンションを売りつけようとしているのか、そんな考え方を学ぶことでもあります。不動産投資を考えていないけど不動産を購入したい。そんな方も騙されないために、一読いただきたい内容です。(aguni)


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