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2007.01.07 Sunday

とびっきりのお金の話をこれからしましょう。

お金というよりは、成功の種を発見するための一冊

とびっきりのお金の話をこれからしましょう。
ラッセル・コンウェル著
山田 敏子訳
イースト・プレス
(2006.12)

 人がお金儲けをしようとしたり、ビジネスを立ち上げようと考えるとき、陥りやすい罠についてわかりやすく指摘してくれる一冊。

 この本の筆者はラッセル・コンウェル(1843-1925)。弁護士から一転、牧師となり、この本を著したという。この本を元にした講演も好評で、6000回以上も繰り返されたというからすごい。

 時代は違っても、いい話というのはいい話として残り続けるということだろう。この本も以前、『ダイヤモンドを探せ』というタイトルで、ディスカヴァー21から刊行されていたもの。サンマーク出版の『「原因」と「結果」の法則』、この本と同時に刊行された『シンプルに考えれば、強くなれる。』とともに、世界三大自己啓発書と並び称されているとか。(版元資料より。)

 それはさておき、この本の冒頭は、筆者がチグリス川沿いを旅したときのエピソードから始まります。そのときのガイドがしてくれた寓話が「とびっきりのお金の話をこれからしましょう」である。

 乱暴なまとめ方をしてしまうと、お宝や成功の種は常に身近なところに転がっていて、どこか遠くにあるものではない、ということ。どこかに成功の種を見つけにいくぐらいなら、今すぐ、目の前にあるものを元に成功に向かって歩き出しましょう。そういう内容になる。

 人は成功を考える前に、「何がないからできない」「何かを探しにいかなくては」そんな風に考えがち。しかし、そういう考えではいつまでたっても成功しない。この本はそういうことを言っている。

 そんなことはわかっている。と、要約してしまうと思われがちな話であるけれども、それをこの本では寓話やエピソードで構成されているので、読んでいると、思わず納得してしまう。

 そして納得するとともに、元気づけられる。というのも、自分の周りには成功の種がいくらでも転がっている、ということを、この本のエピソードは言っているからだ。

 これからビジネスを立ち上げようとしている人にもお勧めの一冊である。


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