2006.09.10 Sunday
独身王子に聞け! 30代・40代独身男性のこだわり消費を読む
白馬を降りた王子さまの消費行動に迫る!なぜ女性が「負け犬」で男性が「独身王子」なのか、ということはいいとして、この本は今、ドラマでも話題の「結婚できない男たち」あるいは「結婚しない男たち」に焦点をあて、こだわり消費を読んだ一冊。
いまや30代男性の3割強、40代男性の2割弱が未婚。東京都に限定すれば、30代男性の半分が独身とのこと。これは結構、驚きの数字だ。
その消費スタイルを「かけひき」「見栄え」「童心」「成功」「自由」とこの本では紹介している。そしてそれぞれの消費行動を追っている。なるほどなーと思いながら、結婚・非結婚とはあまり消費行動は関係ないのでは?という気もする。
実際のところ、結婚そのものは式や引越し程度のコストであり、共働きであれば特に消費行動が変わらないように思える。やはり彼らの旺盛な消費をストップさせるのは、子供の出産だろうか? その可能性を考えるがゆえに、結婚しない男性というのもいるのかもしれない。
いずれにしてもこの本が面白いのは、男性の消費行動を女性の視点で分析しているところである。男性にとっては当たり前のように見えることも、女性から見ると無駄、あるいは不思議に見えるだろうなぁ、ということがわかって面白い。
最後の部分で、彼らを「王子」と呼ぶ女性ならではの心理が書き表されている部分があるので引用してみよう。なぜか、これはそのまま独身女性に向けてのメッセージになっていて面白い。
「しばらくの間は、自分から「白馬」に乗ってお姫様を迎えに行こうとはしないかもしれない。(中略)もう一度、あなたの周りの独身男性をよく見つめて欲しい。あなたにはきっと、分かるはず。王子さまのキラリと光る「何か」が。(P210)」
白馬を降りた王子さま、どうやら、これが「独身王子」の命名に込められた意味のようだ。


