2009.11.08 Sunday
読書親善大使に任命したい
著者のブログによると、<本書「空気を読むな、本を読め。」は、私が書き下ろしたというより、私を読んだ @hanazappa こと花澤@イースト・プレス様がそれをまとめた上で、私が編集しなおした「本の本」。>とのこと。つまりは編集者が起こした本ということになる。
作者は、世の中的には知る人ぞ知る、ネットの世界では有名な書評家。元ライブドアのCTOでもあり、あの会社というのは個性のある人が本当に活躍できたんだなぁ、と思う。
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2009.11.02 Monday
自分を成長するサイクルをいかにまわしていくのか
著者の水野浩志氏は現在、「高品質セミナー作成講座」のタイトルで、プロ講師のためのカリキュラム構築メソッドを提供している。その著者が本を出すというので何の本かと言えば、これが一見、ありがちな勉強法の本ということになっている。
ちなみに私が本を見るとすぐに考えてしまうのが、この本を誰にどのように売るべきか、ということ。それは元本屋さんの宿命みたいなものである。
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2009.03.08 Sunday
ほんとうに大切なものは目に見えない
ここのところ、企業経営とか働くことの在り方などの話題、あるいはコミュニケーションやマーケティングについて考えたり話したりする機会が多い。そんな中で自分の頭のどこからか、「ほんとうに大切なものは目に見えない」というフレーズが浮かんできました。
ネットで検索したところ、この言葉は『星の王子さま』の中で、キツネが発言したものだということはわかったのだけれども、はて、どういう話だったのかがさっぱりわからない。実際、周りの大人に聞いてみても、このストーリーを覚えている人というのはなかなか居ません。
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2009.02.15 Sunday
声、気にしていますか?
日本の政治家とアメリカの政治家を比較して、なんで日本の政治家は話が下手なのか、と思ったことはないだろうか? オバマ氏の演説など、例え英語がわからなくてもうまいなぁ、と関心してしまう。それに引き換え・・・。
で、実は印象だけで気がついていないのだけれども、本当に違うのはしゃべり方ではない。もっと基本的な部分、発声そのものだということはあまり気づかれていない。
ガラガラ声、しわがれ声、ぼそぼそと話す。日本の政治家の声のイメージといえば、そんなものではないだろうか。一方で、アメリカの大統領には、スタイリストの他にボイストレーナーもついていることが多いという。声は無意識に働きかけるパワーがあるくせに、自分の声は自分では実はよく理解できていないので、第三者の専門家が必要なのだろう。
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2006.06.25 Sunday
ヒラリーマンに夢と希望を!
この本の四コマ漫画の中で思わず笑ってしまったものがある。将来、どんどん社内の年齢層がアップしていき、ついにはヒラ社員が一人であとは全員役職づき。たった一人のヒラ社員の机を役職づきが取り囲み、全員がヒラ社員を取り合うというもの。昔のスタッ○サービスのCMのような風景である。
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2006.06.18 Sunday
親との関係は人間関係の基本
もともとは野口コーチが自らの宣伝用にブログに書いていたいくつものストーリーの中で、アクセス解析を行なったところ、最もアクセスの多い記事をpdfファイル化、無料で配布(ダウンロード)させていた。ブログでの情報発信とあいまって、このファイルがネット(特にコーチ仲間)で話題になった。
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2003.03.17 Monday
「ファシリテーション」に適切な日本語を!
日産のゴーン氏による『ルネッサンス』を読んだときに、ゴーン氏があの短期間で改革を成功させたのは、社員の中に改革のエネルギーを見出したことにある、と語っていたことが気になっていた。
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2003.01.12 Sunday
わずか2000円でトレーニング・プログラムを試せます。
デイヴ・マーカム著
スティーヴ・スミス著
マハン・カルサー著
鈴木 主税訳
日本経済新聞社
(2002.11)
この本では「仕事で成功する人のルール」を「ビジネス・シンク」と呼び、具体的な例とユーモラスな語り口で紹介している。その項目は8つ。曰く、
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2002.07.25 Thursday
あなたの書棚の常備薬として
D・カーネギー〔著〕
香山 晶訳
創元社
(1999.10)
帯に邦訳260万部突破!とある。260万人といえば、だいたいジャマイカの国民全部くらいの人間が持っている計算になる。日本でいえば、6人に1人くらいは持っていることになる。サッカーチームがひとつあれば、2人は持っているわけだ。(しつこい?)
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2002.07.11 Thursday
「マッキンゼー式」儲けるための仕事の習慣
イーサン・M.ラジエル著
嶋本 恵美共訳
田代 泰子共訳
英治出版
(2001.4)
この本は「マッキンゼー式」と言われる仕事のルール、というか習慣についてまとめた本。ユーモアあふれる文章で面白く読めた。以前、日本のマッキンゼー社員に会ったけれど、この本を読むとなるほど、セオリーを守っていると思えた。やはり高給を取るにはそれなりの仕事のスタイルというものがあるのだ。と、これは私流の、少し邪まな読解法ではあるが。
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