2009.07.04 Saturday
狩猟女と農業女。
新幹線に乗るときに品川駅の三省堂書店で平積みになっていて、思わず、気になって買ってしまいました。
まあ、読んでみると内容は薄っぺらく、これは、「エコ恋愛」婚というキーワードを考え出したのがえらい!という感じですね。また騙されてしまいました(笑。
しかし、それでも思わず、なるほど、と思うところがあったので、紹介することにしました。
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2009.06.14 Sunday
TVを作っている人の頭の中を覗いてみる
実は最近、ビジネスのノウハウというのはパーソナルな分野にも有効ではないか、と思っている。そういう流れで買った一冊。
本書のテーマを簡単に説明すると、TVのプロデューサーが考える、ポジショニングとコミュニケーションについて書かれたもの。ポジショニングというのはマーケティングでよく使われるマトリクスを使っている。番組の企画からタレントの位置づけまで、いろいろな使われ方をしている。
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2009.02.02 Monday
オーノー!って叫ばないでください。
物が売れない時代に入っていますが、広告に意図される効果が本当にあるのかどうか、それをアンケートではなく、fMRIやSSTによる脳診断画像で判断してみたらこんなことがわかった、というお話です。
まだまだこれからの分野ではありますし、さらに言えば、脳研究はまだまだいくらでもひっくり返る仮説の集まりでもありますので、実験結果以外の説明は最先端のものではない気もします。
ニューロマーケティングの前提は、どうして事前の消費者調査で好感触だった商品が売れなかったり、なぜペプシがコカコーラに勝てなかったりするのか。そういうことの大前提は、人は論理で動くのではなく、感情で動く、ということで、さらに言えば、自覚していない可能性もある、ということです。
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2006.01.12 Thursday
「ゲリラ」的な広告手法の見事な具体例
ジェイ・C.レビンソン著
金森 重樹監訳
東急エージェンシー
(2005.12)
ゲリラ・マーケティングの第一人者、ジェイ・C・レビンソンが、あの日本のそれこそゲリラ・マーケティングのグルとでも言うべき金森重樹氏の監訳によって翻訳され、出版された一冊。
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2003.03.17 Monday
2割で8割が理解できる本です。
リチャード・コッチ〔著〕
仁平 和夫訳
TBSブリタニカ
(1998.6)
「原因のわずかな部分が、結果の大きな部分をもたらす」というパレートの法則。俗に言う「80対20の法則」。これだけで一冊の本を書いてしまったらどうなるか、という本である。一体、単行本一冊分の内容があるのだろうか?と疑問に思って買ってしまった。
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2003.03.07 Friday
経営以前の問題、「商い」について解説する!
景気が悪い。天気が悪い。商品が悪い。そりゃー、売り上げが悪い理由はいろいろ言えるだろうが、そういう責任放棄な状態で経営論をどうのこうの語ったところで意味がない。そもそもあなたは何を見て商売してるんですか、というのを問うのがこの本だ。
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2003.02.11 Tuesday
この一冊でMBAなんか要らない。これはもう、究極のビジネス書。
タイトルといい、ダビデの星みたいなマークといい、非常に怪しい。が、これもみんな著者があなたの気を引くためにわざとやっていること。この本に書かれているのは儲かるための戦略構築のノウハウ。もし私が会社を経営しているのなら、全スタッフに自腹で読ませたい。そして競合他社の人には絶対に読ませたくない。
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2003.01.25 Saturday
マーケティングって何? と思った人にオススメ
マーシャ・ターナー著
小高 尚子訳
ダイヤモンド社
(2002.3)
第1章では学者・コンサルタント編と称して、有名なマーケターを紹介しています。この本はマーケティングって何? という方にはおすすめでしょう。なによりすぐに読めますし、どこでやめてもいいつくりになっています。
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